子どものおやつはお菓子じゃない!後悔しない与え方。
子どもへのおやつは
いつも何をあげていますか?
スーパーなどに行くと
子ども用のお菓子が
0歳児用から豊富に並んでいますよね♪
でも実は、
「おやつ=お菓子」ではない
ということを知っていましたか?
もし、
毎日あげる子どものおやつに
お菓子を与え続けたら
・肥満や生活習慣病の素因を作る
・落ち着きがなくイライラしやすい
・味が分かりにくくなる
といった結果を招くかもしれません。
おやつを上手にあげれば、
不足する栄養を補ったり
虫歯や不健康になるのを防ぎ
子どもも大人も安心できる
大好きなおやつタイムになります。
後から後悔しないためにも
この記事を読んで
おやつを考え直す
きっかけにしましょう!
〈おやつの役割と目的〉
大人が食べるおやつは
甘いものやスナック菓子など
嗜好品を意味しますが、
幼児期の子どものおやつは
違った意味をもち、
ちゃんと大事な役割があります。
子どもにとっておやつは
栄養素を補うための「補食」
の役割を果たします。
幼児期は多くのエネルギーを
必要としますが、
消化器官が未熟で1度にたくさん
食べられないので、
3度の食事では足りない栄養素を
補うためのおやつは、
第4の食事であるとも言われます。
ですので、
子どもに与えるおやつは
「空腹を満たすもの」ではなく
「不足しやすい栄養素を摂れるもの」
を与えるのがおすすめです!
〈おやつで補給したい栄養素とは〉
では実際に、
おやつでどんな栄養素を
補えたら良いのでしょうか?
1、炭水化物
体を動かしたり、脳を働かせるための
エネルギー源となる重要な栄養素です。
基本的には
「炭水化物 × もう一品」
のような形で組み合わせると良いです。
2、乳製品
子どもにとって骨や歯の成長に欠かせない
カルシウムが豊富な食品です。
大人以上に摂る必要があるので
食事やおやつで積極的に与えましょう。
3、豆類
特に大豆には、
タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル
など多くの栄養素が含まれています。
人間の体は、70%が水分で
残りの30%のうち20%が
タンパク質でできています。
子どもの成長にはタンパク質も
欠かせない栄養素のため
意識して与えてあげたいです。
4、果物
果物には、
ビタミン、ミネラル、食物繊維
などの栄養素が豊富です。
子どもも大好きですし
一緒にスーパーで季節の果物を
選ぶといった体験もできるので
食育にもつながります。
〈おすすめのおやつメニュー〉
補給したい栄養素が
分かったところで
おすすめのおやつメニューを
いくつかご紹介します♪
●フルーツとヨーグルト
きんごやキウイなどを
ひと口サイズに切って
ヨーグルトにのせるだけ!
季節ごとにフルーツを変えて
見た目も一緒に楽しめます。
ヨーグルトは砂糖が入っていない
プレーンヨーグルトが良いです。
●フルーツきんとん
柔らかく茹でてすり潰した
サツマイモに、
小さく切った好みのフルーツを
混ぜて、ラップでくるめば完成♪
別のフルーツにしたり、
フルーツをカッテージチーズに
変えたりしてアレンジできます。
●甘酒(ノンアルコール)
甘酒は「飲む点滴」と言われるほど
栄養豊富な食べ物です。
エネルギーになるブドウ糖や
消化しやすくなったタンパク質が
たくさん含まれています!
0歳からあげることができますし、
ヨーグルトの酸味が苦手な子には
ヨーグルトと混ぜてあげたりすると
甘くなって食べやすくなります。
手作りでも市販品でもOKです!
●さつまいも と キウイ
この2つには
食物繊維やビタミン、ミネラルが
豊富に含まれています。
便秘で悩んでいるお子さんに
食べさせてあげると
スルッと解決しちゃいます。
さつまいもは蒸したり焼いたり
キウイはそのままスプーンですくって。
涼しい場所に保管すると日持ちするので
いつでもあげやすい食材です。
〈おやつの適正量〉
おやつの適正量は、
子どもの年齢、体格、食欲、健康状態
などによって左右されます。
一般的な目安は、
1〜2歳で、100〜150kcal
3歳以上で、150〜200kcal
です。
例えば、
牛乳100mlには、70kcalがあるので
1〜2歳児はあと80kcal、
3歳児では130kcal程度を
果物や他のおやつから摂るようにします。
〈なぜお菓子はダメなの?〉
市販されているお菓子は
子どものおやつには向きません。
なぜなら、
補食として補いたい栄養素が
十分にとれない上に
必要のないものを
取りすぎてしまう恐れがあるからです。
別の記事でも紹介しているので
詳しくはそちらも合わせて
読んでほしいですが、
市販のお菓子には
生活習慣病や不健康をまねく
食品が使われていて、
それがどれだけ入っているのか
分からないのです。
ただし、
「お菓子=すべて悪」
ではありません。
外出先などで
どうしても必要な場合には、
材料がシンプルなものを
選びましょう!
例えば、
こちらのおこさませんべいは
かなりシンプルです。
私が知っている中で
これが一番シンプルです。
あとは、
こちらのような一切無添加の
フリーズドライフルーツも
あるので外出時におすすめです。
味付けがあまりされていない
シンプルなものの方が
子どもの味覚や健康を守る
選択に繋がります。
〈まとめ〉
子どもにとっておやつは、
楽しみのひとつです。
養育者から
愛情のこもった贈りものとして
美味しく栄養補給できる
おやつを与えることで
子どもにとって楽しい思い出、
また心の糧になります。
今日からぜひ
手作りおやつか
材料がシンプルなおこさませんべい
などを選んで
おやつ時間を親子で
楽しみましょう♪