離乳食をがんばらなくても、赤ちゃんが自分から食べるようになる方法!
赤ちゃんの離乳食に
悩んでいませんか?
初めてのママにとっては
未知なことが多すぎて
うまく進められるか
不安も多いと思います。
離乳食について一番多い悩みは
作るのが大変!
だそうです。
一般的なやり方ですと、
柔らかく煮てすりつぶしたり
成長に合わせて固さを調整したりと
時間と労力がかかります。
3回食になると
毎回作るのは大変なので
保存用に小分けしたりしますが
その手間もすさまじいものです。
普段のお世話も大変なのに
離乳食が始まるとなると
「できればやりたくない」
という気持ちになります。
今回の記事は、
離乳食はほぼ作らず
付きっきりで食べさせることもなく
子どもが自分からご飯を
バクバク食べるようになった方法を
私の体験をベースにお伝えします。
離乳食を作らなければいけない
離乳食を食べてくれない
食べさせる量がわからない
好き嫌いをして食べない
といった悩みが私にはなかったので
1つでも参考になれば嬉しいです。
〈離乳食の開始時期〉
離乳を進めるにあたって
「開始時期」は
一番大事なポイントです!
厚生労働省の離乳ガイドには
離乳食の開始時期は
生後5ヶ月〜6ヶ月ごろが適当である
と書いてあります。
ただし、
子どもの発達には個人差があるので
月齢はあくまで目安であり
子どもの「食べたがっているサイン」に
親が気づいて進められる支援が
必要であるとも書いてあります。
つまり、
生後5ヶ月を過ぎたら
必ず離乳食を開始しなければならない
訳ではなく、
子どもの様子や発達具合を見て
親が離乳の支援をしていく
というイメージです。
〈離乳開始のサイン〉
では、
具体的に赤ちゃんが
どのような状態になれば
離乳を始められるのでしょうか?
答えは、
「赤ちゃんがひとりで座れる」
ようになったらです。
ママが抱っこをしたり手で支える、
バンボなどの椅子に座らせたり
親が座っている姿勢にしてあげれば
座れる、という状態は含みません。
〈離乳を楽にするポイント〉
ここからは私のやり方の紹介です。
もちろん
これが正しいやり方という訳では
ありませんが、
参考になる部分はあると思います!
1、母乳やミルクは
離乳が完了するまで続ける
大前提として、
食事などの食べ物のみから
栄養をとれるようになるまでは
赤ちゃんの主食は
母乳かミルクのみです。
離乳食を与えるときには
必ず直前に母乳かミルクを
たっぷり与えます。
よく、離乳食をあげる前には
お腹を空かせた状態にした方がいい
という人がいますが、
これは大間違いです。
なぜなら、
機嫌が悪い状態で
食べるという未知な体験をすることは
心身ともに大きな負担となるからです。
「赤ちゃんの機嫌」が
ポイントです!
もし、母乳やミルクをあげても
機嫌が良くないときには
無理に離乳食を与える必要は
ありません。
2、大人と一緒に食卓を囲ませる
離乳の最初の1歩がこれです。
ここで気をつけるポイントは、
・大人から食べ物を与えない
・満腹で機嫌の良いときのみ行う
・離乳食はあえて作らない
です。
まず、
食卓に参加させる目的は
離乳食を与えるためではなく
「食事に興味を持たせるため」です。
離乳食の第一歩として
「スプーンでおかゆをあげる」
が最初のスタートと思われがちですが、
やってみると分かりますが
赤ちゃんはほぼ100%食べません。
なぜなら、
赤ちゃんはまだ「食べること」に
興味すら無いからです。
家族の食卓に参加させると
赤ちゃんは最初、
大人が食べる姿をじっと見たり
食卓に並んだ色とりどりの食事を
目で見たりにおいをかいだりしながら
食事への興味を少しずつ
高めていきます。
可能なら、
朝、昼、晩と3回参加させ、
「人参おいしいなぁ♪」
などたくさん声をかけてあげましょう。
しばらく続けていくうちに
赤ちゃんの方から食べ物に
手を伸ばして欲しがるようになります。
これが、
「食べたい」サイン
「食べる準備ができた」サインです。
3、手づかみできるものを与える
赤ちゃんが食事に手を伸ばし
食べたいサインが出たら
実際にそれを手に取らせて
触らせてあげます。
この時点でも、離乳食は
用意しなくて大丈夫です。
普段から大人の料理は
薄味を心がけ、
赤ちゃんが手で握ったり触れる
サイズのおかずがあると良いです。
例えば、
肉じゃがの具とか蒸し野菜、
白米やパンの耳、蒸した芋や
トマト、カットフルーツなど
味が濃くなくて
柔らかすぎず固すぎず
誤飲しやすい豆類やぶどう
などを避けて選べば、
ほとんどの物を
与えることができます。
アレルギー28品目については
少量ずつを守りましょう。
赤ちゃんは渡した食べものを
手で握ったり舐めたり
振り回して投げたり
まるでおもちゃのように扱います。
もったいないと思うかもしれませんが
食べさせることが目的ではなく
「食べ物に興味を持たせること」
が目的です。
赤ちゃんが楽しそうにしていれば
大成功なので、満足するまで
食べものに触れさせてあげましょう。
続けていくうちに、
大人の真似をして食べものを
自分から口に運び始め、
少しずつ少しずつ
食べられるようになります。
赤ちゃんの興味はどんどん加速し
色んなものを口にしてみたいと
要求するようになりますので、
このタイミングで
様々な食材の味に慣れさせておくと
好き嫌いが出にくくなります。
〈誤飲を気にしないおすすめ食材〉
最初の段階では、
何をあげたら良いのか
分からないと思います。
誤飲の心配が少なく、
アレルギーも気にせずに
あげやすいもので
個人的には
・お子様せんべい
・焼き芋
がおすすめです。
おせんべいは赤ちゃんが持ちやすく
原材料はお米ですし、
口に入れると溶けるので
歯がなくても安心して食べられます。
焼き芋はエネルギーとなる炭水化物や
排便を促す食物繊維も豊富で、
今はスーパーなどで簡単に
手に入ります。
焼き芋の皮をむいて輪切りにし
1つずつラップに包んで
冷凍しておけば、
あげたい時に解凍するだけで
すぐに与えることができます。
〈注意すること〉
離乳初期の段階では
舌の動かし方や噛む力が弱く
口の使い方が未発達なので
いきなり食べものを
飲み込んでしまう可能性は
低いのですが、
食べものを持たせている時には
必ず様子を見ながら行ってください。
口でくわえたり、舐めたりするのは
どんどんしてほしいので
怖がりすぎず
少しずつ進めていきましょう!
〈まとめ〉
いかがでしたか?
離乳を上手に進めるポイントを
整理すると、
◉赤ちゃんがひとりで座れる
ようになったら開始する
◉母乳やミルクは
離乳が完了するまで続ける
◉大人と一緒に食卓を囲ませる
◉手づかみできるものを与える
です。
離乳食を作るのが大変
離乳食をなかなか食べない
などでお悩みの方は、
取り入れてみる価値が
あると思います。
まずは、
赤ちゃんがひとりで
座れるようになったら
大人と同じ食卓に
参加させてあげましょう♪